make me sad,
make me mad,
make me feel
alright?
データ一覧 Data
Dia カウンセリングカルテ/Diagnosis Cln01
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Dia021:
hairstyle-charm-danger

Dia.021hairstyle - charm - danger
米良柊子:
かねてから気にかかっていた、クライアントの髪型に関して聞くことができた。
幻聴を防ぐおまじないのようなものだった。
おそらく、すでにあの髪型のままでも幻聴は聞こえてしまったことだろうと思うが、あの髪型を辞めることは、さらに激しい幻聴を引き起こすと潜在的に思っているのだろう。
我々の交通安全のお守りと何ら変わらない。
お守りを過信することに危険性がないとは言えないが、現時点でクライアントに髪型を変更させるつもりはない。
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Dia022:
psychosis-ego-object

Dia.022psychosis - ego - object
米良柊子:
相変わらず、クライアントの興味は精神病理にしかなく、他の話題に関しては無関心とまではいかないものの、興味を示さない。
質問攻めにはやや疲れたが、何かしら得意な分野を持つことで、自我が強化されたり、自己の過小評価がなくなる可能性は非常に高い。
また、こうした症状を持つ第三者のケースと比較することで、客観的に自己を確認できるはずである。
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Dia024:
communication-client-psychotherapy

Dia.024communication - client - psychotherapy
米良柊子:
クライアントとのコミュニケーションは良好である。
前回のセッションで多少質問攻めに苛立ち、からかい半分の会話にはなったが、かえってそのことで、クライアントとの距離は確実に縮まった。
今後も、クライアントの自我の成長、確立への援助を中心としたカウンセリングを行っていく予定。
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Dia025:
expression-friend-environment

Dia.025expression - friend - environment
米良柊子:
だいぶ、表情に明るさが出てきた。
ここ数ヶ月で仲良くなったらしい友人の影響と思われる。
それに伴う生活環境の変化により、環境意思の改善がなされたためだろう。
同年代の気の合う友人を見つけられたことで、おそらくは私よりも親密な関係を築いていくことだろう。
質問が減らないのは、私に対して何を話していいか、わからなくなったためではないだろうか。
今後数ヶ月の様子を見て診察を終了したい。
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Dia026:
idolize-longing-missing self

Dia.026idolize - longing - missing self
米良柊子:
質問攻めは治らない。
この件に関して言えば、単なるクライアントの性格の問題であるのかもしれない。
以前幻覚時に現実感の消失を感じたことに対して、未だに不安があるらしく、その質問に終始した。
当時の症状はおそらく過度の自分への過小評価から、別な自分への憧れが具体化し、その新しい自分と以前の自分自身がすっかり違ってしまったため、離人症状のような状態を自ら作り出していたのではなかろうか。
しかし、今となってはもう、それが起こる可能性は、極めて低いと予想される。
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Dia027:
cheerful-no problem-result

Dia.027cheerful - no problem - result
米良柊子:
問題ない会話で終始した。
肌も健康的で印象が強くなってきた。
全く普通の中学生でしかない。
もはや、ここに来る必要はないと言える。
・・・高島教授。
秋の学会へ提出する論文のための、別のクライアントを申請します。
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Dia028:
Dr.takashima-client-sanity

Dia.028Dr.takashima - client - sanity
米良柊子:
特になし。
高島教授、先月お願いいたしました別なクライアントの件ですが、どうなってますか。
よろしければ外来の担当の方をご紹介いただければ、自分で手配します。
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Dia029:
communication-record-harassment

Dia.029communication - record - harassment
米良柊子:
特になし。
高島教授、今回のクライアントの最終レポートをまとめます。
ある程度見当をつけてから、既往歴を取った方が良いと思っていましたが、まるで問題がないため、ここまで取りませんでした。
最終レポート用に、既往歴の残りの部分も来月にはまとめます。
秋の学会まで時間がありません。
なんとかお願いできないものでしょうか。
これでは間に合いません。
・・・これは、私への嫌がらせなんですか?
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Dia030:
chief of bureau-communication-thought

Dia.030chief of bureau - communication - thought
米良柊子:
特になし。
管理事務局長様。
後任の室長が決まるまで、この報告書は誰に出せばよろしいのでしょうか。
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Dia032:
record-classmate-problem

Dia.032record - classmate - problem
米良柊子:
管理事務局長様。
既往歴の確認のため、クライアントの同級生に調査をしたところ、問題点が見つかりました。
大変申し訳ありませんが、改めてカウンセリングを開始したいと思います。
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Dia033:
friend-will-possible

Dia.033friend - will - possible
米良柊子:
恐れていた通り、クライアントは自分の中で架空の友人を作り出しており、私の意見に対しても、反抗的な態度で否定してしまった。
その際、言動の論理性は客観性に著しく欠けており、まるで精神分裂病の患者のようである。
もちろん、直ちに診断することはできないが、以前の現実感消失や離人症状の現れから、年齢、性別を考慮すると、離人神経症の恐れもある。
また人格障害が極めて軽いことと、幻覚のことを考慮するなら、妄想型の精神分裂病の病型であるパラフレニーである可能性も高い。
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Dia034:
neutrality-charge-sanity

Dia.034neutrality - charge - sanity
米良柊子:
今後は出来うる限り、中立的な第三者としての立場で彼女に接するつもりだが、これまでの経緯の中で、彼女と密接なコミュニケーションを築いてしまったため、第三者的に接するのは難しい。
担当を変えるべきか、次回のセッションで決定したい。
管理事務局長様。
わがままを申し上げてすみません。
現状の他の仕事の方も間違いなくやり遂げます。
このまま進めさせてください。
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Dia035:
restoration-illness-object

Dia.035restoration - illness - object
米良柊子:
クライアントとの関係の修復に全力を費やしたが、残念ながら効果はなかった。
どうやら架空の友人を否定されたことで、完全に自分の世界の殻に閉じこもってしまったようだ。
完全な自閉状態であると言える。
なんとか会話は続けられるものの、あまりにも距離の近しい患者となってしまったため、不用意に距離を置こうとすると、パニックを起こす可能性も十分にある。
しばらく様子を見るしかないとは思うが、このまま精神療法を行うことで、場合によっては私が被害妄想の対象に繰り込まれる危険性がある。
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Dia036:
charge-instrument-ethics

Dia.036charge - instrument - ethics
米良柊子:
管理事務局長様。
今後の対応について。
患者自身が疾患にかかっていると思っていないので、治療は極めて難しい状態ですが、担当を変えるということで、患者の環境を変えることが先決であると考えます。
ただ現状で担当変更という対応ができないのならば、抗精神病薬の少量、コントニンまたはネオペリドールの投与を提案します。
鎮静作用があるので試みる価値はあると思います。
倫理審査委員会への書類提出は必要でしょうか。
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Dia037:
object-record-lead

Dia.037object - record - lead
米良柊子:
クライアントは終始穏やかな表情であり、緊急に何かをする必要はなかったのかもしれない。
クライアントの私に対する考えは、以前と違いはなく、何気ない会話では架空の友人との話を避けていれば問題はない。
ただ気になるのは、私の個人的な部分への質問である。
意図的に私の感情を煽っているようにさえ思える。
ただそれは、私自身の焦りからの錯覚かもしれない。
なんとか以前のような親密な印象を持たせつつ、徐々に客観性を持って指導していきたい。
これからもう一度、初めからやり直すつもりだ。
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Dia038:
difference-variety-hysterics

Dia.038difference - variety - hysterics
米良柊子:
クライアントが全く別な人物に見えるほど、何か違う印象を受けた。
私の主観的な部分がそうさせているのか、それとも症状の経過によって、何かが変わってしまったのか。
会話中、やはり理解に苦しむ発言や、私を煽る発言があった。
カウンセリング中に、私はヒステリーを起こしてしまい、自身を見失ってしまった。
もう私の手に負えない。私にはもうどうすることもできない。
担当を変えてください。
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Dia039:
worry-personality-condition

Dia.039worry - personality - condition
米良柊子:
全体的に若々しさやハリがなく、年齢よりも老けた印象。
落ち着いた話をしていても、視線が定まらない。
会話中も手首を微妙に動かし続けて、不安な心境を露呈している。
おそらくは本人も身体感覚の異常に気づいているものの、自身のプライドの高さから病状を認めず、疲労と睡眠不足のためであるとし、努めて元気を出そうと意図的に振る舞っているのがうかがえる。
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Dia040:
psychomotor-hysterics-be tired

Dia.040psychomotor - hysterics - be tired
米良柊子:
会話の中で「幸せな自分が想像できない」と、将来に対する希望を持てず、自信が喪失し、やや厭戦的な心理状態に陥っている。
刺激するとヒステリーを起こす状態。
クライアントは几帳面で勤勉であり、円満な対人関係を維持するために気遣いをする、典型的な
岩倉玲音:
メランコリー神話型の人間であると言えるだろう。
米良柊子:
今後は患者の心理的負担を軽減しつつ、精神指導を行うものとする。
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Dia041:
symptom-image-action

Dia.041symptom - image - action
米良柊子:
カウンセリング中に偶然手に熱いお湯をこぼしたクライアントは、すでに痛覚失認しており、何事もなかったように、片付けをした。
また自己の身体部位のイメージがずれている可能性もある。
器質的脳疾患、または内分泌疾患との脳障害が罹患している可能性もある。
米良柊子&岩倉玲音:
確認のためシンチレーションスキャニングもしくはポジトロンCTに後頭葉の検査を有する。
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Dia042:
therapy-aggression-restoration

Dia.042therapy - aggression - restoration
米良柊子:
なかなかクライアントが心を開かない。
多少の荒療治が必要。意図的に感情を逆なですると、漠然とした将来への不安感に反発するように、攻撃的な面が現れてくる。
アンビバレンスに歪んで現れている。
今後、能率低下、記憶力減退、注意力減退の自覚とともに、劣等感や自責傾向が強まっていくのだろう。
その結果、衝動的な行動が目立ち、知覚のそへきないし離人症が見られ、現実感の消失に悩む可能性は高い。
米良柊子&岩倉玲音:
突発的な自殺企図の可能性もあるので、トフラニールを投与する。
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